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2008年04月22日のアーカイブ

「ARG」って何だ?/代替現実ゲームってさ。



日々是遊戯:現実世界と連動しながら進んでいく「ARG」というゲームをご存知だろうか。もともとはアメリカで生まれたムーブメントだが、2008年になっていよいよ日本にもその波が訪れようとしている。



●日本にもARGの波は来るか?

「ARG」(Alternative Reality Game)というゲームをご存知だろうか。アメリカではドラマや映画のプロモーション手法として盛んに行われていて、日本語では直訳して“代替現実ゲーム”などとも呼ばれていたりする。

 どういうゲームかというと、一言で言ってしまえば“現実世界を使ったゲーム”である。ゲームの参加者たちは、時には架空のウェブサイトにアクセスしたり、時にはラジオやテレビの情報に耳を傾けたり、時には実際に現実世界のどこかへ行ったりしながら、現実世界のあちこちに隠されたヒントをたどりながら、物語や謎を拾い集めていくことになる。これをつなぎ合わせていくことで、1本の大きなストーリーがうねりとなって展開されていく――というわけだ。

 ストーリーは、架空の殺人事件の犯人を解き明かす本格ミステリーから、地球に潜入したエイリアンたちの手がかりを追うSF大作までさまざまだが、現実世界をも巻き込みながら、あたかもそれが本当のストーリーであるかのように展開していくので、まるで自分がゲームの登場人物の1人になったかのような気分で楽しむことができる。一種のテーブルトークRPGのようなものだと思っていただいてもいいかもしれない。








で、どうもこの「ARG」の波が、今年あたりじわじわと日本にも押し寄せてきそうな勢いだ。4月19日にメディアファクトリーから発売される「名探偵コナン・カード探偵団」は、日本初の“ARGトレーディングカードゲーム”。個々のカードに描かれたヒントを元に、プレイヤーは現実世界内で手がかりを探しながら、連続殺人事件の真犯人を追っていく。ARGとTCGを組み合わせてしまうあたり、いかにも日本らしい発想だし、ARGを楽しむとっかかりとしては最適かもしれない。





 また3月には北京オリンピックと連動した世界規模のARG「The Lost Ring」もスタート。こちらは記憶を失った7人のアスリートについて調べていくうちに“失われた古代競技”の存在が明らかになっていく――というストーリーで、今まさに全世界を巻き込みながらリアルタイムで進行中。ちょっと翻訳が機械的すぎる気はするが、もちろん日本語にも対応しているので、興味がある人は今からでもぜひ参加してみるといいだろう。

 果たして今後、日本にも「ARGブーム」が訪れるのか。「The Lost Ring」はローカライズに若干の不安が残るが、「コナン」の方はARGの要素を盛り込みつつも、うまく日本人向けのアレンジが加えられているようで、個人的にもぜひ遊んでみたいところだ。







●これはゲームなのか……現実なのか……新感覚体験型ミステリー!


メディアファクトリーから2008年4月19日に、カードゲーム『名探偵コナン・カード探偵団』が発売される。じつはこのゲーム、商品はトレーディングカードのようだが、まったく新しい体験ができる新機軸のカードゲームなのだ。



 『名探偵コナン・カード探偵団』に盛り込まれている斬新な要素は、ARG(Alternate Reality Game)と呼ばれている。日本語に直訳すると”代替現実ゲーム”、体験型ミステリーゲームとも言われる。では、ARGとはどんなものなのか? ゲームの内容は、ナゾめいたストーリーを解き明かしていくミステリーアドベンチャー。通常のゲームとの決定的な違いは、そのナゾ解きをネット上と現実世界でリアルタイムに行うことにある。巧妙に作られた偽装サイトやメール、ブログといったネット上の情報のほか、電話やラジオ、ときにはある現実の場所にナゾを解き明かすヒントが隠されていたりもする。たとえば、ストーリーに関わる奇妙な言葉をネット上で検索すると偽装サイトに辿り着き、そのサイトに書かれた電話番号にかけると、さらに事件の手がかりになる情報が残されているといった具合。プレイヤーが自発的に動いて情報を集めることで、バックに潜む物語をあぶり出していくのだ。



 世界初のARGは、2001年に公開された映画『A.I.』のプロモーション用に作られた『The Beast』。海外が発祥で、現在までに約160タイトルがリリースされている。その多くは商品のプロモーション用で、「続きはWebで」のキャッチフレーズに代表されるようなメディアミックスの広告展開にゲーム性が加わったものとなっている。そんななか、日本では初のオリジナルARGがカードゲームとして発売される。それが、『名探偵コナン・カード探偵団』だ。一見すると、パズル問題が書かれたトレーディングカードのようだが、ゲームのバックストーリーには、コナンたちが住む米花町で起きた連続殺人事件、通称”R事件”のナゾが……。まだ見つかっていない犯人を捜す手がかりが、カードゲーム『カード探偵団』に隠されている、というのだ。



●カードに書かれているのは難問、奇問!

 『名探偵コナン・カード探偵団』のカードは全100種類があり、5枚入りの基本パックと、10枚のカードに加えて事件の手がかりなどが入ったガイドパックの2パターンで発売される。トレーディングカードのようにレア度が設定されており、レア度が高いほどR事件にまつわる貴重な情報が隠されているという仕組みだ。



 カードにはそれぞれ、パズル問題が掲載。『名探偵コナン』の世界の探偵たちから実際に起きた事件を聞き込み、それをもとにして作られたという設定になっている。問題を解いたら、あらかじめ無料で会員登録しておいた公式サイト(PCとケータイのどちらでも利用できるが、メインはケータイ版サイト)にカードのIDを入力して回答する。正解すれば探偵ポイントを獲得でき、ポイントを貯めることで探偵ランキングの順位が上昇。まずは、カードを購入してひとつずつパズル問題を解き、公式サイトで探偵ランキングを上げていくことになる。



 なお、基本パックを購入していくと、必ず生じてしまうのがダブリカード。同じカードを2枚以上手に入れた場合には、公式サイトでIDを入力することにより推理チケットに換えることが可能だ。推理チケットは、カードに書かれたパズル問題のヒントがもらえるお助けアイテムとなっている。



●カードの裏に隠されているのは……!?

 もちろん、パズル問題を解くだけではなく、ARGの要素もちゃんと盛り込まれている。問題を解いて探偵ポイントを貯めていくと、R事件の捜査状況が登録しておいたメールに届けられるのだ。これは、優秀な探偵候補であるプレイヤーに向けた米花町の探偵たちからのタレコミという設定。パズル問題を解くことで、どんどんバックストーリーに関わっていくことになる。

 また、4枚ひと組になったカードの裏面には、その事件の全貌がわかる手がかりが残されている。なかには、直接R事件と関わりのあるものも? セットになった4枚すべてのパズル問題に正解することでも、R事件の情報がメールで届く。




はやぶさ 23:46 | コメント(0) | トラックバック(9) | 日記
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